2025年の大河ドラマ『べらぼう』は、19日に第3回が放送されましたね。
吉原の女郎屋を取りまとめる取りまとめる「扇谷」の主人,山路和宏さんの艶のある演技に魅了されてしまう人が続出しました。
私もドラマを見ていて山路和弘(やまじ かずひろ)さんの大人の落ち着き、そして声の良さにカッコいいなぁと思いました。
このブログでは山路和弘(やまじ かずひろ)さんプロフィールやプライベートとこれまでの経歴について探っていきます。
また、ドラマのセリフ「お前さん、まるでひと人みたいなこといってるよ。忘八のくせに」の忘八につても知って、大河ドラマ『べらぼう』をより楽しく見ていけるようにしたいと思います。
山路和弘(やまじ かずひろ)プロフィール
山路和弘(やまじ かずひろ)さんは、1954年6月4日生まれの日本の俳優、声優、ナレーターです。三重県伊賀市出身で、現在70歳。身長は172cm、血液型はA型です。
1977年4月に劇団青年座に入所し、俳優としてのキャリアをスタートさせました。
舞台、テレビドラマ、映画、アニメ、吹き替え、ナレーションなど幅広いジャンルで活躍しています。
山路和弘(やまじ かずひろ)の主な作品
山路和弘(やまじ かずひろ)の代表作は多岐にわたりますが、主な作品を以下にまとめます。
アニメ作品
『進撃の巨人 Season 3』(ケニー・アッカーマン役)
『ONE PIECE』(ギルド・テゾーロ役)
『PSYCHO-PASS サイコパス』(雑賀譲二役)
『フルメタル・パニック!Invisible Victory』(クラマ役)
実写ドラマ・映画
NHK大河ドラマ『軍師官兵衛』(安国寺恵瓊役)
映画『ホワイトアウト』
映画『狗神』
洋画吹き替え
『HAWAII FIVE-0』(ダニー “ダノ”・ウィリアムズ役)
『スターウォーズ エピソード1』(ダースモール役)
『バックドラフト』
舞台
『火の鳥・鳳凰編』
『ブンナよ、木から降りてこい』
山路和弘さんは、悪役や渋い役柄を演じることが多く、その演技力は多くの作品で見ることできます。
また、洋画の吹き替え声優としても活躍しており、特にジェイソン・ステイサムの声を担当することが多いことで知られています。
ヒュー・ジャックマンやラッセル・クロウの吹き替えも長年担当しており、その独特の声質で多くの作品に重要な役割を果たしています。
このように、山路和弘(やまじ かずひろ)さんは、舞台、映画、ドラマ、アニメ、洋画吹き替えなど幅広いジャンルで活躍しており、多様な役柄をこなす実力派声優・俳優なのです。
山路和弘 結婚はしている?
路幅広いジャンルで働いている山和弘(やまじ かずひろ)さんですが、ご結婚はされているのでしょうか。
山路和弘の妻は女優の朴璐美(ぱくろみ)さん
山路和弘(やまじ かずひろ)さんは2020年1月22日に結婚を発表しました。
山路和弘(やまじ かずひろ)さんの妻となったのは朴璐美「パク・ロミ(ぱくろみ)」さんです。
彼女は在日韓国人で、現在は日本国籍を持っており、声優、女優、歌手として活躍しています。
結婚当時、山路和弘(やまじ かずひろ)さんは65歳、朴璐美さんは48歳でした。二人の年齢差は17歳です。
山路和弘 結婚の馴れ初めは?
山路和弘さんと朴璐美さんの結婚の馴れ初めについては、以下のような経緯があったようです。
2018年、朴璐美さんが山路和弘さんに直接舞台共演のオファーをする。
2019年10月17日〜27日に行われた舞台『さけび』で二人だけの芝居を演じました。
この舞台での共演が、二人の距離を縮めるきっかけになった可能性が高い気がします。
アニメ「進撃の巨人」での共演も、二人の関係を深めるきっかけになったのではないでしょうか。
2018年に公開された「奪われし玉座 ウィッチャーテイルズ」の発売記念トーク番組では、二人の仲睦まじい様子が見られていたようです。
朴璐美さんがプロデュースする舞台制作チーム・LAL STORYでの活動も、二人の仲を縮めました。
これらの共演や舞台での活動を通じて、二人は互いを「役者としても人間としても尊敬できる」存在と認識するようになり、結婚に至ったのではないでしょうか。
山路和弘(やまじ かずひろ) 子どもはいる?初婚なの?
初婚かどうかについては、明確な情報がありません。
しかし、2001年頃に「中学生になってる息子がいる」と明かしていたという情報や過去のインタビューのコメントから、再婚である可能性が高いと推測されます。
一方、朴璐美さんについては初婚か再婚かの情報は見つかりませんでした。
結論として、山路和弘さんは再婚の可能性が高く、朴璐美さんについては不明です。
二人とも、プライベートについてあまり公表していないため、正確な情報は得られませんでした。
山路和弘(やまじ かずひろ) 大河ドラマ『べらぼう』での役どころ?
さて、山路和弘さんはどんな役柄で大河ドラマ『べらぼう』に主演されているのでしょうか?
山路和弘さんは江戸時代の「忘八」の一人としての役を演じています。
忘八(ぼうはち)とは?
忘八(ぼうはち)は、江戸時代に遊女屋の主人や女郎屋の経営者を指す言葉です。
八つの徳(はっとくのとく)を忘れた人という意味があります。
八つの徳(はっとくのとく)とは、儒教の思想に基づく道徳的な価値観を表す概念です。
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これらの徳目は、古来より日本人の精神性や道徳観の基礎となっています。
特に「仁・義・礼・智・信」は五常として重視され、人格形成や社会秩序の維持に大きな影響を与えてきました。
山路和弘さん扇屋宇右衛門(おうぎや うえもん)を演じる
山路和弘(やまじ かずひろ)さんが大河ドラマ『べらぼう』で演じた扇屋宇右衛門(おうぎや うえもん)について、特徴をまとめました。
- 吉原を取りまとめる有力な女郎屋「扇屋」の主人。
- 「墨河」という号を持つ教養人で、俳句、和歌、画などをたしなむ文化人としての一面を持っている。
- 女郎たちの教育に力を入れ、和歌や書を習わせていた。
- 花扇、滝川といった名高い遊女(名妓)を育てた実績がある。
- 松葉屋(正名僕蔵が演じる)と共に吉原の運営に携わっている。
- 1744年から1801年まで生きた歴史上の人物をモデルとしている。
まとめ:大河ドラマ『べらぼう』山路和弘が演じる「忘八」の色気
山路和弘(やまじ かずひろ)さんの奥様、朴璐美さんとのエピソードは素敵ですね。
これまで知らなかった一面を知ることができ、大河ドラマ『べらぼう』だけでなく、山路和弘さんの他の出演作にも注目してみたいと思います。
「忘八」という言葉を探っていくと、吉原のような遊郭では、一般的な正義や倫理では測れない複雑な社会構造が存在している、ということを想像することができました。
遊郭経営者やそこに関わる人々は、「徳」を忘れていないと、現実的に生き抜くことが難しいことを感じていたのではないでしょうか。
「忘八」という言葉には、そういう時代特有の背景や、人間の生々しい生存の覚悟が反映されているように感じられました。
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